2015年2月22日日曜日

CVS始めました。1年やってみました。

コンサドーレ札幌☆開幕カウントダウン2015という事で「参加しまーす!日にちは2月中ならいつでも」と言ったら、初日の担当になりました。
昨年はコンサドーレのスパイク勢力図を書きましたが、今年はコンサドーレ札幌ボランティアスタッフ(CVS)について書きます。

CVSとは何ぞや?と思っている方に、オフィシャルホームページで2月12日に出たニュース
コンサドーレ札幌ボランティアスタッフ(CVS)メンバー募集のお知らせの中に簡単に説明してあるので、引用します。

【参考:コンサドーレ札幌ボランティアスタッフ(CVS)とは】
コンサドーレ札幌のホームゲームの際、スタジアムのいたるところで黄色いビブスを着たスタッフを見かけたことはありませんか?彼らこそ、CVSの皆さんです。1998年に発足したCVSは、運営経費の圧縮と言う目的のみならず、来場者へのサービス向上、そしてコンサドーレ札幌が地域の皆様に愛されるために、無くてはならない存在になっています。昨シーズンは287名の方々にご登録いただき、ホームゲームの安全・快適な運営にご協力いただきました。


そうです、スタジアム内で黄色いビブス着ている人達です。
私も2014年からCVSに登録しました。
きっかけは2013年、ホームページのトップに「次節○○戦、CVS○○名不足」というお知らせを何度も見て、「人足りてないんだ~」と気になるも、どうやってCVSになるのか、CVSは何をやるのか分からず、そのままシーズン終了。
しかし、年末に行われたコンサドーレ札幌 Advent Calendar 2013の最終日『みんなCVSやろうぜ!』というエントリーで具体的な内容やメリットが書かれていたので、面白そうだし2014シーズンから札幌ドームでの試合が増えてもっと人足りないかもしれないからやるべ!とすぐに申し込み、初年度でホーム21試合中14試合(ドーム12試合・厚別2試合)、CVSとして活動しました。
今回は、私がCVSとして大半を活動した2014シーズンで経験したことをトピック形式で振り返ってみます。

その1.新人向けの説明会でベトナム代表の三浦俊也監督のちょっとイイ話が聞けた
担当の方からCVSとは何ぞやという説明を資料や映像を交えてしてもらった後に、2007年J2第27節札幌対福岡戦で三浦監督が試合後、確か当時のGMに言った話(今日勝てたのは、スタジアム入ってから試合が終わるまで、裏方全体が環境を作ってくれたから云々)をしました。
スタジアムで声を出す、良いプレーに拍手するといった行為以外にも、チームを後押しできる事があるんだとこの時感じました。

その2.スタジアム内でトラメガを使えた!(しかもCVSデビューの時に)
デビュー戦はホーム開幕戦。緊張しつつも、先輩のパートナーやグループのリーダーに助けられながらホーム側SB自由席の入り口でチケットチェックをしていました。
そんな中、リーダーからトラメガ使ってしゃべってと緊急対応がありました。
CVSの活動中に緊急対応がある事は事前の説明などで心得ていましたが、トラメガを使うケースは想定してませんでした。
ゴール裏のコールリーダーのようにボリュームを上げ、軽く息を2回吹きかけて反応しているか確認して、ホーム側SB自由席のお客様にバシッと言いました!
「足元に段差があるので、ご注意ください!」
構造上、往来が激しいところに1か所段差があったので、注意喚起のためトラメガを使って試合の前後や、ハーフタイムにアナウンスしてました。
喉が痛くなったのは言うまでもありませんが、思いっきり度胸を付けさせてもらったのは良い経験でした。

その3.ゴミ拾いで思わぬものを発見!
試合終了後、試合の余韻に浸っている中、スタンドのゴミを拾うCVSの姿をご覧になられた経験はありますか?ドームだと大きく3つのグループに分かれて客席に残ったゴミを拾ったり、忘れ物がないか確認をします。ちなみに落し物は拾った席の番号を控えているので、万が一スタジアムを出てから気がつかれた場合は問い合わせてみてください。
ある試合で、メインスタンドのゴミ拾いを行っているときに意外なものを拾いました。
野球の硬球です。
もしやと思い、日本プロ野球機構(NPB)のマークがあるかチェックしましたが、ありませんでした。おそらく、一般の利用者が野球を行った際に打ったファールボールが客席に入ったままだったのでしょう。予想外の落し物に驚きました。

その4.チケットの種類が豊富!判断力が研ぎ澄まされる!
CVSをやると必ず一度担当するのがチケットチェックです。
SB自由席以上の入り口で、SはS!SBはSB!SSはSS!である事とBのチケットでSBに入ろうとするなど下位券種で入場しないかきちんとチェックします。
そこを担当して思ったのがチケットの種類が豊富!
ざっと挙げるとシーズンシートの情報カード、選手の絵柄が入ったえチケ、コンビニ発券(ローソン、セブンイレブン、ファミリーマート、サークルKサンクス)、チケットぴあ、CNプレイガイド、ドームで発券、JRみどりの窓口発券(マルス)、持株会招待券など。この他にも数種類あります。
チケットチェックは人の流れが激しい開場直後とハーフタイムが大変です。
挨拶をして、チケットの席種を確認して、協力のお礼を言うのがワーっと続きます。
あらゆるところで発券されたチケットは当然、試合日時と席種の印字場所が違うので「ローソンのチケットだから一番下!」「セブンイレブン真ん中!」「持株会招待券日時と対戦相手入ってる!」「シーズンシート情報カード大きくて分かりやすい!」と一瞬で判断しています。
スムーズにそしてスマートに行うのが重要だと思ってやっているのですが、たまに「マルス?えーっと、あった!」とちょっとだけお待たせしてしまうかもしれません。
ただ、多少鉄分が入っている私はマルスで発券されたチケットをチェック出来た日は「ラッキー!」と思ってます。

その5.ビバ!休憩時間
CVSの活動時間は開場の1時間15分前から試合終了後1時間までの6時間強。
休憩は試合前半もしくは試合後半に30分間あります。
この時間は控室に戻って休憩する他に、客席が込んでいなければビブスを脱いでSAとSB自由席のアウェイ側で試合を見ることもできます。
殆ど休憩時間は控室ではなく、スタンドで試合見て過ごしてました。
あと、クラブコンサドーレの来場ポイントも貯めることが出来るので、この時間にピッ!してます。

その6.席詰め・座席案内をやりたい!
何度か担当しましたが、混雑する事がほぼ無かったので、席詰めのお声掛けや空いている席にお客様を案内する事は無かったです(涙)
1月のプレビューパーティでは席詰め・座席案内をあちらこちらでやっていましたが、その日はあいにくお客さん側だったので、出来ませんでした。
是非、今シーズンは沢山のお客様に来ていただき、席詰めや座席案内を体験したいです。

その7.CVS登録者限定の交流会でやる気アップ!
年に2回(夏と冬)、CVS登録者だけの交流会があります。
夏(といっても昨年は秋)は宮の沢白い恋人サッカー場でハーフコートのサッカーをし、HFC(コンサドーレの運営会社)のスタッフさんや、選手も参加してワイワイとボールを蹴りました。
選手と1対1で対峙してあっさり交わされても、プロの選手がいかに凄いかというのを間近で見られて、満足です。当然、そのあとの守備は…
冬は札幌市内のホテルで選手やドーレくん、コンサドールズが参加した立食パーティーでした。
これらの交流会の雰囲気は非常に良くて、さらにCVS頑張ろうという気持ちにさせてくれました。

その8.ホーム21試合、参加者述べ1,600人、浮いた経費は稲本一年分!
2014年はホーム21試合(ドーム17試合、厚別4試合)を述べ1,600人のCVSが関わり、アルバイト人件費に置き換えたら、稲本選手一年分の年俸のコストダウンになりました。
経費を浮かせるだけでなく、会場内のホスピタリティ向上といった面を含めて、コンサドーレというチームをサポートできるやりがいを感じた一年でした。
ただ、皆さん本業があってCVSの活動を行っているので、試合によっては本当に足りない時があります。是非、試合会場に行きやすい札幌近郊の方にCVS登録してほしいなと思ってます。

今年もシーズン中に何度かCVS体験会が行われると思います。
体験会に参加して、CVSに登録して、説明会で三浦監督のちょっとイイ話を聞く人が増えることを期待してます。

2年目のCVS、今年もホーム開幕戦からがんばっていきますわ。そして、来年はJ1の舞台でCVSをやれる事を祈って。

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